ライスボ~ル⚾️

アスリートフードマイスターの母による野球少年を大きく強く育てる方法。

続・九州遠征

前回の「九州遠征」の続きです。

全国大会の野球の試合は、残念ながら初戦敗退しました。
試合当日も朝からすごく暑く、九州から参加したチームの父兄さんが「今年は例年より暑い」と言っていたくらいですから、相当な暑さだったと思います。
黙っていても汗はダラダラ。試合に集中したくても、暑さに慣れていない我がチームは選手たちも同行した父兄たちも大変でした。

経験のある方ならご存知だとは思いますが、遠征に行く時は、個人の荷物の他にもチームの持ち物がすごく多いです。
今回、我がチームは、野球道具の他に、暑さ対策として大型のクーラーボックス3つ、氷のう、保冷材を持参し、ホテルやコンビニなどで、氷やスポーツドリンク・麦茶・ゼリー飲料、塩飴を大量に現地調達しました。

選手たちは、試合直前には頭から水を被り、気合十分。…でも、負けてしまいました。
全力で戦いました。残念でしたけど、本当に良い試合をしてくれました。
悔しいけど、爽快感。涙も汗もスッキリ流しました。全国大会の良さはそこにあるのかもしれません。

試合に負けてしまったので、遠征は旅行に変わりました。
野球以外で、チームのみんなと思い出作りです。団体行動ですが、普段の練習では見ることのないリラックスした子供たちの笑顔がありました。

アスリートフードマイスターとして、暑い地域の食事はすごく興味深かったです。私の未知の世界です。
以前のブログ「東北遠征」でも触れましたが、自分で調理できない状況では、摂取する食事も思うようにはいきません。
出されたものをみんなで一緒に食べる。これも大切なことです。
目を光らせて、子供に「あれも食べて、これも食べて」は、なるべく言いません。

唯一、自分で選べる朝食のバイキングのみ、私は長男が何を選んで食べるかを軽くチェックしていました。
とにかく、暑さに負けないように。スタミナが持続するように。バランス良く。
それだけです。他にも子供たちがたくさんいる中で、楽しく食べているところに、あれこれ口うるさく言うことはしません。
軽くチェック、軽くこっそりアドバイスです。

九州では、南から北に縦断する旅をしました。
初めての九州で目にする食べ物は、テレビでは知っていたものの、食べるのが初めてのものもあり、本当に貴重な体験ができました。

マンゴー、冷汁、チーズ饅頭、宮崎地鶏炭火焼、チキン南蛮、いきなり団子、辛子蓮根、佐世保バーガー、皿うどん、長崎チャンポン…
これだけ書くと、食い倒れの旅みたいです…。もっと食べてみたいものがたくさんありましたが。タイムアウト。

私が初めて食べたもので、気に入ったのは「冷汁」でした。

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テレビで見たことはあったものの、汁物を冷たい状態でいただく発想に驚き、美味しさに感動しました。
調べてみると「冷汁」を郷土料理としているのは、宮崎県、埼玉県、山形県なんですね。単なる冷えたお味噌汁ではなく、とても手が込んでいて、暑い夏にも栄養補給がしっかりできる昔の人の知恵から生まれた素晴らしい料理です。

私は、ホテルの朝食で、十八穀米に冷汁をかけていただきました。
本当に美味しく、身体に元気がみなぎる感じがしました。
朝食を終えて、部屋に戻ろうとする長男を慌てて呼び止め、「少しだけでも食べて!」と冷汁を食べさせました。長男にとっても、すごく美味しく感じたようです。

お土産では、冷汁のお味噌を買いました。私なりに研究して、さらに美味しいオリジナルにトライしてみたいな…と思うほどです。

4日間の初めての九州滞在は、毎日が新鮮で楽しかったです。
タフな旅行日程でも、体調を崩すことなく、素敵な思い出をたくさん作れました。
健康あっての毎日です。バランス良く、しっかり食べることで、健康でいられる日々は宝です。

九州から戻って来たと同時に、子供たちの夏休みは終わりました。
遠征日程がギリギリだったので、始業式の日は九州にいたため子供たちは学校に行けませんでしたが、2学期第二日目より元気に登校しました。

まだまだ日本のほとんどの子供たちは夏休みが残っていますね。
良く食べて、健康に、元気に、ステキな思い出作りをしてくださいね。


※ 夏休みの真っ最中にスタートした私のブログですが、夏休みが終わったと同時に、日常に目を向けた内容が多くなる予定です♪